古書頼り

仙人になるための修行として一日一食主義の実行。

奥多摩駅

到着 ようやく帰りの奥多摩駅に到着する。この時間では辺りは闇に包まれている。

奥多摩湖からトボトボと歩いてやってきた。
左右の足ががたがたである。
特に、左足が重たい荷物の性だろうか、ボストンバッグを担いでいた影響で膝が曲がらなくなっている。
リュックサックはかなり持っているが、行きの山道で4時間も費やしてしまい、おまけに登山をする羽目になったため、予想外のことが立て続けに続き、身体全体と精神までおかしくなった。

ひとりトボトボと帰る道は歩道もなく、長いトンネルを壁際にすれすれで歩かなければ自動車にはねられるようなところである。

途中、闇の中に渓谷を流れる多摩川の音がする。欄干から乗り出して、飛び降りても良かったのである。

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